「蜘蛛の子を散らす」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「蜘蛛の子を散らす」とは? 言葉の意味

「蜘蛛の子を散らす」はどのような様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「蜘蛛の子を散らす」の意味について解説します。

「蜘蛛の子を散らす」とは?意味

「蜘蛛の子を散らす」とは、「大勢が一斉にバラバラの方向に向けて動き出すこと」を表す言葉です。

「蜘蛛の子を散らす」の概要

蜘蛛は一度に大量の卵を産みつけ沢山の子蜘蛛が孵化します。

生まれたばかりの子蜘蛛は卵を包む卵のうと呼ばれる袋状の固い膜の中である程度の大きさになるまで過ごしますが、袋を破ると中にいた子蜘蛛は散り散りに逃げ出します。

大勢の人が一斉にバラバラの方向に向けて動き出す様子を子蜘蛛が弾かれたように散り散りなる様子に例えて「蜘蛛の子を散らす」と表現します。

止める間もなく瞬間的にバラバラの方向に動き出す素早い動きを表し、一般的には後を追われることのないよう大勢が一斉に異なる方向に向けて逃げ出す様子を表すときに使う表現です。

「蜘蛛の子を散らす」の言葉の使い方や使われ方

『蜘蛛の子を散らすように一瞬で逃げてしまった』
『爆発音がした途端、野次馬は蜘蛛の子を散らすように離れていった』

まとめ

「蜘蛛の子を散らす」は実際に子蜘蛛が逃げ出す動きを見たことがない人でも使っている慣用句です。

興味のある方は本物の子蜘蛛がどのような動きをするのか調べてみてください。

タイトルとURLをコピーしました