「菊の花」は、日本人にとって身近な花です。
道端に生える野菊から、祭礼に使う大輪の和菊、食用菊、除虫菊、硬貨デザインなども合わせ、人生の様々な場面で接するでしょう。
人の運命と近しい事から、スピリチュアルなパワーも持つ花です。
ここでは、「菊の花」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「菊の花」のスピリチュアルでの象徴や意味
菊は、キク科キク属の多年草です。
日本では、平安時代頃に、中国から伝来したと考えられています。
鑑賞用以外に薬用としての用途もありました。
ここから、邪気を払う浄化のパワーを持つものとなりました。
死の穢れを祓う花として、幾つかの宗派では葬儀にも飾られています。
葬儀から死を連想させますが、実際には雑草扱いされるほど丈夫な花であり、生命力も象徴します。
「菊の花」のスピリチュアルメッセージ
「菊の花」と接する頻度や咲き方、感情などにメッセージは顕れます。
生花に限らず、ドライフラワーや造花、イラストなどから受けられる場合もあります。
ここでいう「菊の花」は、厳密にキク科植物を意味するものではなく、松葉菊のように別科であっても、あなたが直観したならメッセージです。
「菊の花」のスピリチュアル的な解釈
「菊の花」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「菊の花」いい意味での解釈
「菊の花」と接した時、気分が楽になる、ホッとする、美しさや可愛らしさを感じる、良い香り、いきいきして艶やかに見える、葉に毛がしっかり生えそろっている、真っ直ぐ空を向いているなどの場合は良い意味です。
「菊の花」と相性が良く、パワーが得られている状態です。
周囲の悪いものが、浄化のパワーで祓われています。
身近に飾っておけば、何をするにも助けになるでしょう。
「菊の花」悪い意味での解釈
「菊の花」と接した時、死のイメージ、不安、違和感のある香り、萎れて見える、バランスが悪い感じなどがあれば悪い意味です。
「菊の花」の持つ、葬儀のイメージにかなり引っ張られています。
そしてそれは、あなたの中に元々ある、死への恐怖です。
体調への不安や、激務によるストレスなどで、しばしばそのような事を考えているのではないでしょうか。
そんな時は、「菊の花」と相性の良い花を考えてみましょう。
好みの花などを買い足して飾る事で、ストレスが和らぎ、「菊の花」のパワーも無理なく受け取れるでしょう。
そういった事をする余裕もない程忙しいのであれば、オーバーワークになっているため、多少無理してでも休みましょう。
自分の健康より大切なものはありません。
まとめ
「菊の花」は、浄化や生命力のパワーを持ちます。
良い意味としては、相性が良く、パワーがきちんと得られている状態です。
悪い意味としては、死のイメージが呼び覚まされている状態です。
このような時は、他の花を買い足して、良い方向に修正すると良いでしょう。