上手な表現を知っていると、コミュニケーション能力も上がるもの。
「良い対応」の正しい使い方を見ていきましょう。
「良い対応」とは?
この場合の「良い」は、顧客満足度の高いベストな対応をあらわします。
「対応」は臨機応変な行動、おもてなしを示します。
どこから見ても100点を付けたくなる、模範的な行動が良い対応といえるでしょう。
「良い対応」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「感じのいい対応」が取れると、仕事も軽やかに回っていきます。
接客業でとくに気を付けておきたいのが、良い対応です。
部下の指導にあたる時、あるいは温かい対応をしてもらった時に用いていきましょう。
一方で目上の方に何度も「良い対応」と投げかけてしまうと、まるで評価を付けているように思われます。
良い、悪いという表現は社外の方の前では、安易に使わないよう気を付けておきましょう。
「良い対応」を使った例文
・『お忙しいところ良い対応をしていただき、お礼申し上げます』
・『心に残る、良い対応でした。ありがとうございました』
・『お客様に良い対応と言ってもらえるよう、気を引き締めて取り組んでください』
「良い対応」の類語や敬語での言いかえ
こちらの文言の類語、そして言いかえの表現を見ていきましょう。
「良い対応」の類似表現
似ている言い方に「良い電話対応」があります。
お客様から問い合わせや質問があった時に、電話口でうまく裁いていく対応力をあらわしています。
ひと言であらわすのは難しいものの、電話をかけたお客様が「ここに電話して良かった」と思ってくれる対応が、良い電話対応といわれています。
お客様が求めている内容によっても変わってくるので、経験を積みながら身につけていきましょう。
「良い対応」の敬語表現
さらに丁寧な表現に「迅速なご対応」や「素早いご対応」、そして「寛大なお取り計らい」や「心温まるお言葉」があります。
魅力的なおもてなしを受けたら、その思いを相手の方に届けていきましょう。
「良い対応」の返答や返信例
先方から「良い対応をしていただき、ありがとうございました」とお礼をもらったら、ありがたく受け入れていきましょう。
「光栄でございます」や「身に余るお言葉、業務の励みになります」がひとつの例になります。
まとめ
「良い対応」を解説しました。
好感度の高い対応は、どんな仕事においても大切です。
ロボットが越えられない壁をこえていき、代わりのきかない人材を目指していきましょう。
