「腹違い」と「種違い」の違いとは?分かりやすく解釈

「腹違い」と「種違い」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「腹違い」「種違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「腹違い」とは?

「腹違い」(はらちがい)とは、2人、またはそれ以上の子供の中で、母親が違う子供のことをそのように表現する為の言葉です。

例えば、Aが父親、Bが母親で、兄弟になる子供と、Aが父親、Cが母親という子供の3人が兄弟だった場合に、後者の子供は1人だけ「腹違い」と表現されるという具合です。

どのような形でこういった兄弟となるかと言えば、後者の子供が居る状態でAとCの両親が離婚し、その後にAがBと再婚し、前者の2人の子供が生まれたといったような時になります。

「種違い」とは?

「種違い」(たねちがい)は、「腹違い」とは異なり、父親が違う兄弟のことになります。

先の例で、Aが母親、BとCを2人の父親だとすると、説明した子供たちはそのまま「種違い」と表現できます。

「腹違い」は、母親のお腹から子供が生まれてくることからの表現で、この「種違い」は、競走馬の世界では「種牡馬」(しゅぼば)と表現するように、父親のこととして「種」という言葉が使われることがある為です。

「腹違い」と「種違い」の違い

「腹違い」「種違い」の違いを、分かりやすく解説します。

説明のように、これらは兄弟間で母親、または父親が違うという時に使われる言葉です(姉妹や男女の組み合わせの場合も含みます)。

「腹違い」は、父親が同じで母親が異なっている場合に、「種違い」の方は、父親が違うことだと覚えておけば問題ありません。

再婚時に、いわゆる「連れ子」として子供が居る状態で、その夫婦間に子供ができると、その子供たちは「腹違い」「種違い」になるということです。

まとめ

「腹違い」「種違い」は、このような意味になりますが、あまりいい表現ではない為(俗語になります)、公的な場では、母親が違う子供は「異母兄弟」、父親なら「異父兄弟」のように表現するのが一般的です。

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