この記事では、「脛をかじる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「脛をかじる」とは?意味
「脛をかじる」は「脛を齧る」とも書き「すねをかじる」と読みます。
意味は「自分で独立して生活できず、親に養ってもらっている状態」のことです。
自分で働いて自立せずに、親から生活費を送ってもらって生活したり、いつまでも親と同居して金銭的なことや身の回りの世話を全て見てもらっている人のことです。
親がそれでよしとしている家庭に多く見られます。
「脛をかじる」の概要
「脛をかじる」の由来は「すね」が「労働すること」を表す言葉であることから来ています。
昔の言い回しに「すね一本、腕一本」という言葉があり、「すね」は「歩き回って労働すること」という意味、「腕」は「技術を生かして仕事すること」という意味で、どちらも「お金を稼ぐ元」という意味がありました。
その大切な労働の元である「すね」をかじるということから、「親に養ってもらうこと」のたとえとして使われています。
「脛をかじる」の言葉の使い方や使われ方
「脛をかじる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『最近では引きこもりで親の脛をかじる子供が増えている』
・『いつまでも脛をかじっている様では結婚できない』
・『子供が成人してからも親の脛をかじるのは育て方のせいでもある』
まとめ
今回は「脛をかじる」について紹介しました。
言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。