「能動」と反対の意味を持つ表現とはいったいどういった言葉なのでしょう。
「能動」は学術論文などで使われることもあれば、実生活でも使用されることもある言葉です。
今回は「能動」の反対の意味を持つ言葉を紹介していきましょう。
「能動」の対義語
「能動」は主体が自らの意志や力で行動を起こすという事を意味しています。
その対義語とは「受動」であり、外からの行動や影響を受ける状態を指す言葉です。
そこには自分に意思がないというニュアンスがあり、ある行動を起こすときに「能動」と「受動」は反対の意味を持つことになります。
「能動」を連想する対義語(反対語)
「能動」の対義語には、主体が受け身である状態などを表しています。
反対の意味を持つ言葉とは外部からの作用を受けるというニュアンスがあり、「受動」のほかにも様々な対義語を考えることができます。
「従属」【じゅうぞく】
「能動」と「従属」も反対の意味を持っています。
「能動」は自分の意思で行動を決定するのに対して、「従属」は他者や外部の条件に従って行動を決定するという意味を持っています。
ある行動を起こす際に、自主性の有無で対比的に使用される場合があります。
「待機」【たいき】
「能動」はあらかじめ先手を打って行動するという意味を持っていますが、その場合には「待機」が反対語となります。
「待機」には適切な時期やシグナルを待ってから行動するという意味があり、行動に移行する前の態度によって対義語として使われることになります。
「反応」【はんのう】
「能動」は事前に計画や意図を持つことを示唆する言葉です。
その一方で、「反応」は外部の刺激や行動に後から応じるという意味を持っています。
反対語ということはイメージしづらいですが、ある刺激に対して事前に準備ができているか否かによって対義語として使用されていきます。
まとめ
今回は「能動」の対義語を紹介してきました。
「能動」はネガティブな概念としてとらえられていることが多く、その反対の意味を持つ言葉が推奨されることが多くなっています。
自分が表現したい状況に合った「能動」の対義語を使用してください。
