「統合」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「統合」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「統合」の対義語
「統合」【とうごう】の対義語は「分割」【ぶんかつ】です。
「統合」という言葉は、「二つ以上のものを一つにまとめること」を意味しています。
「統合」には、「複数に分れているものを一つにする」のニュアンスがあります。
「統合」とは反対の意味を持っている対義語が「分割」です。
「分割」は「一つにまとまっているものをいくつかの部分に分けること」を意味している言葉です。
「分割」は「一つのものを複数に分ける」を示唆しています。
「統合」を連想する対義語(反対語)
「統合」という言葉を連想させられる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「分裂」【ぶんれつ】
「分裂」という言葉は、「細胞分裂」のように「一つだったものがいくつかに分れること」を意味しています。
「統合」というのは逆に、「複数に分裂しているようなものが一つにまとまること」を示しています。
それぞれの言葉の意味が対照的であることから、「分裂」は「統合」をイメージさせやすい対義語になっています。
「バラバラ」【ばらばら】
「バラバラ」というのは、「一つのものとしてまとまっていたものが、小さなたくさんの部分になって分かれること」を意味しています。
「バラバラ」は「一つのものが細かな部分に解体される」といったニュアンスを持っています。
「バラバラ」は、「バラバラのものを一つにまとめる」を示唆している「統合」とは反対の意味を持っている反対語なのです。
「解体」【かいたい】
「解体」の言葉は、「建築物をバラバラにして壊すこと」の意味合いを持っています。
また「解体」には「組織団体を壊してまとまりや機能を無くすこと」といった意味も備わっています。
「統合」という言葉は逆に、「バラバラに壊されたものを一つにまとめる」を意味しています。
「部分に分かれた機能を一つにまとめあげる」の意味合いでも解釈できます。
二つの言葉は正反対の意味を持つことから、「解体」は「統合」を連想させることが多い対義語といえます。
まとめ
「統合」と反対の意味を持つ対義語は「分割」になります。
この記事では「統合」と「分割」の意味を解説して、「統合」を連想させる対義語(反対語)として「分裂・バラバラ・解体」を紹介しました。
「統合」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事をチェックしてみてください。