「紹介状」と「推薦状」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「紹介状」と「推薦状」の違いとは? 言葉の違い【2語】

「紹介状」「推薦状」ではどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「紹介状」「推薦状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「紹介状」とは?

「紹介状」とは、「知らない人同士を引き合わせる目的で作成される書状」のことです。

面識がない人同士を仲介して引き合わせることを「紹介」といいます。

「紹介状」は紹介を目的に作成される書状のことで、知らない人に対してその人のことを知ってもらうために必要な情報が書かれています。

一般的には知らない病院を受診する患者に持たせる診療情報が書かれた書状を指すほか、面識のない相手に取り扱いでもらうため間に立つ人に書いてもらう紹介の書状も指す言葉です。

「推薦状」とは?

「推薦状」とは、「良いと思う人や物事を他の人に薦める書状」のことです。

良いと思った人や物事を自分以外の他の人に推して薦めることを「推薦」といいます。

「推薦状」は他人に推薦するために作成される書状のことで、人や物のいいところや見込みのある部分などを記して後押しすること意思を示します。

推薦される人にとって書状の作成者は自分の名前を出した上で推してくれる形になる、とても強力な効果を持つ書状です。

「紹介状」と「推薦状」の違い

「紹介状」「推薦状」の違いを、分かりやすく解説します。

「紹介状」「推薦状」の違いは「薦めているかどうか」です。

「紹介状」は紹介しているだけなので一応の保証はしているものの強く薦めてはいません。

「推薦状」はただ仲介しているだけではなく採用や決定など前向きな結果を強く薦めています。

ただ引き合わせるだけなのが「紹介状」で、引き合わせた上でその先の結果も強く求めるのが「推薦状」という違いで区別されます。

「紹介状」の例文

・『紹介状を書いてもらう』
・『紹介状のおかげで面会できた』

「推薦状」の例文

・『推薦状があると受験ではとても有利だ』
・『推薦状がない人は採用できない』

まとめ

「紹介状」「推薦状」では後押しの強さが異なります。

似ているようで効力には大きな違いがあるので覚えておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました