「約束」という花言葉の花は、人と約束する時に贈ったり、契約書類のデザインなどに利用出来ます。
この花言葉は、これから伝える事に「約束」が含まれるという、マーキングになります。
心に残る花を選ぶ事で「約束」がある事を、より印象付けられるでしょう。
「約束」の花言葉を持つ花
「約束」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「シロツメクサ」
マメ科シャジクソウ属の白い集合花で、いわゆる「三つ葉のクローバー」の1つです。
「シロツメクサ」の葉は、キリスト教の「三位一体」を説明する時に用いられました。
キリスト教など、ユダヤ教から派生した宗教には「神との契約」という概念があり、ここから「約束」という花言葉が付いています。
他に「愛」「希望」「信頼」という花言葉もあります。
忘れず誠実に「約束」を遂行するという表明になるでしょう。
他に「オオデマリ(大手毬)」「ルリハコベ(瑠璃繁縷)」にも同じ「約束」という花言葉が付きます。
「約束」と似た意味の花言葉を持つ花
「約束」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「オミナエシ(女郎花)」
オミナエシ科オミナエシ属の多年草で、黄色い小花を多数咲かせます。
花言葉は「約束を守る」です。
これは、能の演目が由来になった花言葉で、夫の浮気を悲しみ自害した女の墓から「オミナエシ」が生えたというものです。
他の花言葉は「親切」「美しさ」「佳人」「儚い恋」「忍耐」などがあります。
約束を破った時の謝罪に向きますが、許して貰えるかは相手次第です。
「セイヨウスモモ(プラム)」
バラ科サクラ属スモモ亜属の総称です。
「セイヨウスモモ」の果実が「クリスマス・プディング」に使われる事から、「変わらない信仰」という花言葉が付いています。
この流れで「誠実な一生」という花言葉が付きます。
「約束」を守れば誠実な訳ではありませんが、全ての誠実な人は「約束」を注意深く扱い、見落としません。
そのまま「誠実」という花言葉を持つ花は「ヒオウギ(檜扇)」「リンドウ(竜胆)」「ホタルブクロ(蛍袋)」他多数です。
契約場面のディスプレイなどに向きます。
「ハナズオウ(花蘇芳)」
ジャケツイバラ科ハナズオウ属の落葉樹で、白かピンクの花を咲かせます。
美しい樹木ですが、「イエス・キリスト」を裏切った「イスカリオテのユダ」が、この木の下で命を絶った事から「裏切り」という花言葉が付いています。
「裏切り」は「約束」に引き続くもので、「誠実」の反対側にあると言えるでしょう。
避けた方が良い花言葉ですが、キリスト教信者以外には根拠になっておらず、そもそも「ハナズオウ」に何の落ち度もないので、あまり深刻に考えない方が良いでしょう。
「裏切り」という花言葉は「エリカ」にも付いています。
まとめ
「約束」という花言葉を持つ花は「シロツメクサ」「オオデマリ」「ルリハコベ」です。
似た意味の花言葉を持つ植物は、「オミナエシ」「セイヨウスモモ」「ヒオウギ」「リンドウ」「ホタルブクロ」「ハナズオウ」「エリカ」他、多数です。
意味のよく合う印象的な花を選べば、大事な約束が忘れられる可能性もずっと減るでしょう。