この記事では、「竹」と「笹」の違いを分かりやすく説明していきます。
「竹」とは?
「竹」の意味と概要について紹介します。
「竹」の意味
「竹」は「たけ」と読みます。
意味は「イネ科タケ亜科に分類される草木で、海外にも生息しているもの」です。
「竹」の概要
「竹」は、節があり、真っ直ぐ伸びることで知られている植物です。
アジアの温暖で湿度が高い地域で生息していて、日本以外の国でも見られます。
「竹」は非常に生長が早く、1日で1メートル以上伸びることもあります。
建材や竹細工などに利用される他、観賞用として竹林が作られています。
因みに、パンダの主食は「笹」ではなく「竹」です。
「笹」とは?
「笹」の意味と概要について紹介します。
「笹」の意味
「笹」は「ささ」と読みます。
意味は、「イネ科タケ亜科に分類される草木で、日本特有の植物のこと」です。
「笹」の概要
「笹」は、「竹」と同じ種類ですが、日本にしか生息していません。
日本では河川敷や山道などに生い茂っていますが、寒い地域でも育つ為に、北海道でも見られます。
七夕で願いを書いた短冊を取り付けるのは「笹」です。
また、「笹」には防腐作用があるので、ちまきやおにぎりなど、料理を包む為に使われることも多くあります。
「竹」と「笹」の違い!
「竹」と「笹」の違いを、分かりやすく解説します。
大きさ
「竹」は上に高く伸びます。
「笹」は中低木になります。
葉の模様
「竹」の葉は格子状になっています。
「笹」の葉は縞模様になっています。
用途
「竹」の葉はパンダの餌になります。
「笹」の葉は食べ物を包む時に使われます。
皮
「竹」は成長すると、皮がなくなり、茎が緑でツルツルとしてきます。
「笹」は、茎の皮は枯れるまでそのままの状態です。
まとめ
今回は「竹」と「笹」の違いをお伝えしました。
「竹」は「アジアに生息している」、「笹は日本特有」と覚えておきましょう。