「突然のご連絡申し訳ございません」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「突然のご連絡申し訳ございません」とは?
「突然のご連絡申し訳ございません」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「急にご連絡をさせていただくこととなりまして申し訳ないと存じます」または「唐突にご連絡を差し上げてしまったことにつきましてご理解をいただければと思います」などという意味合いで使われている表現です。
数多くの会社や団体などと共にひとつのプロジェクトや共通の職務などを執り行っていく過程では、関係各所を任されている担当者や責任者などがメインとなって仕事や作業などを進めていきますが、それらの応対の中で関係者に向けて予兆もなく連絡をする必要が出てきた場合などに使用されています。
「突然のご連絡申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「突然のご連絡申し訳ございません」とは、「御社のご都合を考えずにご連絡をしてしまいまして大変恐れ入ります」ないし「こちらの事情で突如ご連絡をさせていただくことをお許しいただければと思います」などという意味合いで使われている言い回しです。
長い期間にわたって複数の関係者や協力者などと共にビジネスに取り組んでいく際には、関係各所を代表している人員やメンバーなどが中心となってことを運んでいきますが、それら日々のように生じるコミュニケーションの場において相手に対して緊急連絡をしなければならなかったり、すぐに用件を伝えなければならない場合などに用いられている表現で、同時に突然のことになってしまった理由や背景などについても述べておく必要があります。
「突然のご連絡申し訳ございません」を使った例文
・『突然のご連絡申し訳ございませんが、本日御社のお取り扱い商材を追加発注させていただきたく存じます』
・『突然のご連絡申し訳ございません。明日開催予定の商談ですが、開始時間を午前10時から午後13時にご変更いただくことは可能でしょうか』
「突然のご連絡申し訳ございません」の類語や言い替え
・『急なご連絡により驚かせてしまいまして恐縮でございます』
・『ご多忙の中大変申し訳ございませんが、ご連絡をさせていただきます』
・『大変失礼いたしますが、緊急のご連絡をさせていただきます』
まとめ
「突然のご連絡申し訳ございません」とは、ビジネスシーンにおいて「想定外のご連絡となりまして恐れ入ります」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
