この記事では「私事ですが」について解説をします。
「私事ですが」とは?意味
私のことについてだけど、自分個人に関係することだけど、という意味です。
「私事」は「しじ」または「わたくしごと」と読みます。
意味は自分個人のことです。
他人とは関係ない私にかかわることを意味します。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「私事ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手個人に関係する事柄を伝えるときに使用をします。
話し手個人に関係することとは、結婚、出産、子どもの行事などのことです。
このような他人や仕事とは関係のない、一個人にかかわることをいいます。
プライベートなことをすべて説明する必要はないのですが、結婚や出産をするようなら、上司や同僚などに伝えておいた方がよいでしょう。
結婚をするとなると、結婚式などで休みが必要となる場合があります。
また、出産の場合は育児休暇が必要です。
そういった休みを取得するために、結婚や出産をするようなら知らせておきます。
仕事とは関係のない事柄なので、「これから話すことは私個人に関係することだ」と前置きをしておきます。
その前置きの言葉として使うものです。
「私事」は「しじ」とも「わたくしごと」とも読みます。
「しじ」は「指示」「支持」など同じ音の言葉があり紛らわしいので、話し言葉では「わたくしごと」という場合が少なくありません。
「私事ですが」を使った例文
・『私事ですが、このたび結婚することとなりました』
「私事ですが」の返答や返信
個人的な事柄を聞いている暇などないと考えず、相手の話を聞きましょう。
この後に何が伝えられるかによって、返す言葉が変わります。
結婚や出産ならば祝福の言葉を伝えるとよいでしょう。
結婚や出産は一生のうちに何度もあるものではなく、おめでたい事柄といえます。
個人的なことが理由で休暇が欲しいという場合は、休暇を与えることができるのかを伝えます。
有給休暇は本来消化してよいものなので、休めるように考慮をしたいものです。
まとめ
この言葉は、個人的な事柄を述べるときに前置きとして伝えるものです。
前置きとして使うことで、これから述べる事柄は仕事とは関係のないものだと理解してもらえます。