「私を見て」という花言葉の花は、注目してもらいたい、ステージのディスプレイなどに向きます。
「自分を恋愛対象として見て欲しい」という暗喩になるため、意中の人への告白に添えても意味が合います。
花の姿自体、注意を惹ける美しいものを選べば、一層「見て」もらえるでしょう。
「私を見て」の花言葉を持つ花
「私を見て」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ガマズミ」
ガマズミ科ガマズミ属の落葉樹です。
花は白い小花が傘型に集まって咲き、その後、色鮮やかな真っ赤な果実が実ります。
果実は生食の他、果実酒や漬け物の色づけにも利用されます。
緑の美しい葉も合わせ、常に人目を惹く様子からついたのが、「私を見て」という花言葉です。
他の花言葉は「私を無視しないで」「無視したら私は死にます」「愛は死より強し」「恋の焦り」「愛は強し」「結合」「未来」と、少々重たい言葉も混じりますが、愛情の強さは伝わるでしょう。
「私を見て」と似た意味の花言葉を持つ花
「私を見て」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「クサノオウ(草の黄)」
ケシ科クサノオウ属の一年草です。
花弁4枚の黄色い花が複数まとまって咲きます。
諸説ありますが、傷つけると黄色い乳汁が出る性質から、「草の黄」という文字が付いています。
学名の「チェリドニウム」は古代ギリシャ語の「チェリドン(ツバメ)」が語源です。
これは、親ツバメが子供の目を乳液で洗う、という伝承によるものです。
実際にはそういう習性はなく、乳液も有毒なので、真似してはいけません。
元々目の良いツバメが、一層目を良くするイメージ、野に咲き自己主張する黄色い花の姿などから「私を見つけて」という花言葉が付きます。
見つけて欲しい理由は見て欲しいからです。
従って、「私を見て」と意味が近い花言葉と言えます。
他の花言葉は「思い出」「枯れた望み」です。
「ベラドンナリリー」
ヒガンバナ科ホンアマリリス属の多年草です。
花弁6枚のユリに似た花がぐるりと放射状に咲きます。
花色は白、ピンク、複色です。
「ヒガンバナ」同様、初夏に地上部分が枯れ、秋に葉のない茎に花だけが咲きます。
花だけを見せる様子から「ありのままの私を見て」「私の裸を見て」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「ありのままに」「沈黙」です。
恋人へのメッセージの他、有名人の自伝のデザインに向きます。
他にも「キバナカタクリ(黄花片栗)」の「私だけを見て」、「サンビタリア」「シロバナタンポポ」の「私を見つめて」など、「私を見て」と近い花言葉を持つ花は複数あります。
まとめ
「私を見て」という花言葉を持つ花は「ガマズミ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「クサノオウ」「ベラドンナリリー」「キバナカタクリ」「シロバナタンポポ」などがあります。
花自体も目を惹くものが選べれば、一層意味深い贈り物になるでしょう。