「確かに」と「しかし」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「確かに」と「しかし」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「確かに」「しかし」の違いを分かりやすく説明していきます。

「確かに」とは?

「確かに」は、何らかの物事が明らかになったときや相手の意見に賛同することを表す際に用いる言葉になります。

例えば、「確かにデータは受け取りました」の場合は、間違いなくデータを受け取ったという意味になります。

また、「確かに私もそう思います」の場合は、相手が話す内容に対し同じ意見である、同じ気持ちである、ということになります。

言い換えれば、「疑いもなく」「おそらく」「無論」「きっと」「そのとおり」などになります。

「しかし」とは?

「しかし」は、今まで述べてきた事柄を受けて、そのことに対し相反することを述べる際に用いる言葉です。

また、話題を転じるときにも「しかし」を用います。

言い換えれば、「とはいえ」「だけど」「けれども」「ところが」「それでも」などになります。

「確かに」と「しかし」の違い

「確かに」「しかし」の違いを、分かりやすく解説します。

「確かに」は何らかの物事が明らかになったときや相手の意見に賛同することを表す際に用いる言葉です。

一方、「しかし」は今まで述べてきた事柄を受けて、そのことに対し相反することを述べる際に用いる言葉です。

このように、全く異なった意味を持つ言葉になります。

ただし、「確かに」の場合も「確かに」と認めながらも、その後、反論する意見を述べることもあり、その場合、「しかし」に近い意味として用いることができます。

「確かに」の例文

・『彼の話を聞いて、確かのこの計画は難しいと思いました』
・『昨日、確かに取引先から資料を受け取りました』

「しかし」の例文

・『あなたの言っていることはよくわかります、しかし、そう簡単にはならないのが現実です』
・『今まで以上に努力しました、しかし、思い通りの結果を出すことはできませんでした』

まとめ

「確かに」「しかし」の違いは以上です。

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