「省略する」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「省略する」とは? ビジネス用語

「省略するに同商品を送らせていただきます」とは?

言葉の使い方・言い換えを徹底解釈します。

「省略する」とは?

時間が足りない、あるいは、記載分量が制限されている等の理由で、部分的に省(はぶ)くことを省略すると言います。

「省略する」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点

「省略する」は、ビジネスにおいて、間違った使い方ランキングに数えられるほど、知らないで用いている人が多い言葉です。

「省略」「割愛」がその組み合わせになります。

その他にも「承知」「了解」もあります。

「承知」「了解」は目上の人が目下の人へ言う場合は「了解」で、目下の人が目上の人に対して言う場合は「承知」を使わないと、意味合いが違うので、中には、「この人は言葉の使い方を知らない人ね」や相手を不快にさせてしまう言葉なので、要注意です。

これに対して、「省略」「割愛」は相手を不愉快にさせるようなことはありませんが、「この人は言葉の使い方を知らない人ね」と相手から思われても仕方ないので、恥をかかない様に注意して下さい。

ちょっと、面倒かもしれませんが、漢字にはそれぞれ、漢字がもっている意味合いがあるので、辞書で調べるのが、一番正確です。

「省略」:簡単にするために一部分をはぶくこと。

例 以下、省略
「割愛」:A.惜しみながら手放すこと。B.惜しいが、やむをえず省略すること。

例 説明を割愛する
繰り返しになりますが、上記は辞書からの引用です。

日本語で難しいのは、漢字にそれぞれ、意味合いがあり、人がつかっているからと、用いていると、思わぬ過ちになることがあるので、漢字は日頃から、自分で、面倒でも、調べる癖をつけておくと、ビジネス敬語を習得しやすいです。

「省略する」の正しい文章表現

「ここ箇所は既に説明済ですので、省略いたします」と使うのが正しい使い方です。

プレゼン発表で、「時間の関係上、割愛致します」というと、必要な箇所であるが、発表時間の制限がある為に、やむをえず、省くということが相手にも伝わります。

司会者の様に、しゃべることが仕事の生業としている方が、人を紹介する際に、「時間の関係上、割愛致します」は正解ですが、意図的でなくても、うっかりと、「時間の関係上、省略いたします」と言うと、「失礼だな」と感じてしまう事もあります。

使い分けが必要ですが、どっちを使ったら良いのか、分からない時は、「割愛致します」を使うのが無難です。

「省略する」を使った例文

・『省略いたします。』 (単に一文分をはぶく場合)
・『割愛いたします。』 (やむをえず、はぶく場合)
・『この箇所は参考資料の為、省略いたします。』
例文では、省略と割愛の例をあげ、使い分けの必要性についても記載しました。

まとめ

日本人なので、当たり前の様に日本語を使っていますが、案外、漢字の意味合いをきちんと使い分けしているかというと、そうでもないケースがあります。

漢字によってはついうっかりで済ませられる漢字もありますが、恥をかく場合もあるので、上手く活用して下さい。

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