「猫に鰹節」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。
今回は、「猫に鰹節」の意味について解説します。
「猫に鰹節」とは?意味
「猫に鰹節」とは、「欲求を刺激する油断できず危うい状況にあること」を意味する言葉です。
「猫に鰹節」の概要
猫望む側に大好物である鰹節を置けばいつ食べられてしまうかわかったものではありません。
そのような全く油断できない危険な状態になること、もしくはそのような状況のことを表すことわざが「猫に鰹節」です。
猫が鰹節を好むという意味非常に古くから知られています。
実際に鰹節をこっそり盗んでで食べてしまう猫は多く、大事な鰹節を食べられてしまった飼い主と追いかけっこになることもしばしばです。
きまぐれで自分勝手な猫に鰹節を食べてはいけないと言い聞かせたところで意味がありません。
猫のすぐそばに鰹節を放置するようないつ何時何が起こるかわからない状況を指して「猫に鰹節」と表現します。
「猫に鰹節」の言葉の使い方や使われ方
『海外で財布をポケットに入れたまま外出するなんてスリにとっては猫に鰹節のようなものだ』
まとめ
「猫に鰹節」は危うい状況になると分かっていながらそのような事態を招いてしまう愚かさを指摘しています。
日常生活でもよく使われるユーモラスな表現なので正しい意味を覚えておきましょう。
