たびたび畑を荒らしたり人を襲った話が聞かれるのが、自然の中に生息している猪です。
日本の山林にいるニホンイノシシは茶色や灰色を基調とし、体長170cmを越える個体も存在しています。
ではスピリチュアル的にみて猪とは、何を意味している動物なのかを探ってみることにします。
「猪」のスピリチュアルでの象徴や意味
むかしから猪は神のお使いと呼ばれ、十二支に含まれているためご利益のある動物と信じられて来ました。
陽炎の摩利支天は猪に乗っているとされ、勝利と守護と財運のご利益を与えると言われています。
猪とは勝利に前進する象徴的なものです。
さらに猪は泥浴びをして健康を気遣う動物なので、無病息災のご利益があると言われてきました。
そして猪は一夫多妻で子だくさんなために子宝を象徴しているなど、幸せをもたらす動物として信仰されています。
一方で野生の猪は猪突猛進で畑を荒らす害獣の側面もあるので、災いを象徴する存在でもあるようです。
「猪」のスピリチュアルメッセージ
もし野生の猪に出会ったり神社仏閣で猪の神に拝むことがあれば、「目標に向かって突き進んでね」とか「成功に導くよ」というメッセージがあります。
「幸せに向かっているよ」とも伝えられているようです。
「猪」のスピリチュアル的な解釈
あなたに縁がある猪がどんなもので、どんな行動をするかにより導かれる運勢は違うものになります。
猪を上手に役立てることができれば、幸福に繋がっていくことでしょう。
「猪」いい意味での解釈
何処かの猪を祀る神社仏閣に参拝することで、猪の持つ健康や勝利のご利益を受けることになります。
猪の置物も同じような役割を発揮してくれる縁起物です。
猪が群れて移動している様子があれば、それは物事が順調に進んでいることの現れになります。
もし子供を望む男女が親子連れの猪に出会うことがあれば、子宝に恵まれることのサインかもしれません。
うり坊を目撃することも子を授かったり、我が子が健やかに育つことの現れです。
そして猪の死骸は悪い印象ですが、実は良くも悪くも物事が終わって新たに始まることのサインになっています。
また猪鍋を食べる機会があったら、勝利ができて足腰が健康になれるご利益を受けられると言われていますので、ぜひ食べてみてください。
「猪」悪い意味での解釈
攻撃的な猪に出会うことがあったら、何か悪いエネルギーを背負っていて、良くないことが起きる前触れかもしれません。
自分自身の問題点を見直して、目標の軌道修正などをしてみると良いです。
まとめ
山に多い猪とは、目標に進むべきことや成功することのメッセージになっていました。
猪は害獣という印象を持っている方も、見方を変えれば今後は猪とは良いものだと思えるかもしれません。
参拝したり猪鍋を食べたりして、その御利益を貰ってみてはどうでしょうか。