この記事では、「満更でもない」の意味を分かりやすく説明していきます。
「満更でもない」とは?意味
「満更でもない」は「まんざらでもない」と読み、「全く駄目というわけではない」や「必ずしも悪くない」、「かなりよい」という意味を持つ言葉です。
「満更でもない」の概要
「満更」には「必ずしも」という意味が含まれており、一般的に「満更」の後に否定する言葉をつける事で、状況や判断が絶対ではないという事を表して、逆の状況や判断を肯定する時に使われます。
ですから、「満更でもない」は否定の語句が後についているため、「全く駄目というわけではない」や「必ずしも悪くない」、「かなりよい」という意味を持つ言葉になるのです。
「満更」という言葉自体は当て字であるという説が有力ですが、その語源は現在の所わかっていないようです。
ちなみに「満更で(は)ない」や「満更でも(ある)」などの使い方は日本語としてあまり自然とは言えませんので注意しましょう。
「満更でもない」を使った例文(使用例)
「満更でもない」を使った例文を挙げます。
・『あれだけ嫌だと言っていたのに満更でもないような顔つきだな』
・『彼の作る料理は満更でもないぞ』
まとめ
「満更でもない」は、「全く駄目というわけではない」や「必ずしも悪くない」、「かなりよい」という意味を持つ言葉です。
「満更」の後ろには、一部の語句をつけると日本語として不自然になる場合がありますので、注意して使用するようにしましょう。
