この記事では、「海老の鯛交じり」の意味を分かりやすく説明していきます。
「海老の鯛交じり」とは?意味
「海老の鯛交じり」は「えびのたいまじり」と読みます。
意味は「つまらないものが優れたものの中にまざっていること」という意味で、小物が大物の中に紛れ込んでいる様子のことです。
2つ目は「能力の低い者が、相応しくない地位にいること」という意味で、その能力で就けるはずのない地位に就いている状態のことです。
「海老の鯛交じり」の概要
「海老の鯛交じり」は、「雑魚の魚交じり(ざこのとともまじり)」ということわざが変化した言葉です。
「雑魚」は小魚、「魚」は大きな魚のことで、「立派な魚の中に小魚がまざっている様子」から転じて、「大物の中に小物が紛れ込んでいる」という意味で使われる様になりました。
「海老の鯛交じり」の言葉の使い方や使われ方
「海老の鯛交じり」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼が議員に立候補するのは海老の鯛交じりだ』
・『彼は海老の鯛交じりと言われたが、レギュラーとして素晴らしく活躍している』
・『部長は陰で海老の鯛交じりと言われている』
まとめ
今回は「海老の鯛交じり」について紹介しました。
「海老の鯛交じり」は「大物の中に小物がまざっている様子」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。