この記事では、「海老で鯛を釣る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「海老で鯛を釣る」とは?意味
「海老で鯛を釣る」とは、わずかな元手で、大きな利益を得ることを意味しています。
「海老鯛(えびたい)」や「海老で鯛(えびでたい)」とも言います。
「海老で鯛を釣る」の概要
「海老で鯛を釣る」の語源は、安い値段の小海老を餌にして、値の張る鯛を釣るところから来ています。
「海老で鯛を釣る」と似たような意味を持つ表現として、「濡れ手で粟(ぬれてであわ)」や「一攫千金(いっかくせんきん)」などがあります。
「濡れ手で粟」は、やすやすと多くの利益を得ることのたとえです。
「一攫千金」は一度にたやすく大きな利益を得ることを言います。
「海老で鯛を釣る」の言葉の使い方や使われ方
・『まったく期待していなかった宝くじが当たり、海老で鯛を釣ったような気分だ』
・『不要品が予想をはるかに上回る高値で売れ、まるで海老で鯛を釣ったかのようだ』
・『そんな海老で鯛を釣るようなうまい話は、そうそうあるものではない』
・『持っていた株価が急騰し、海老で鯛を釣るように、大きな利益を得ることが出来た』
まとめ
「○○で鯛を釣る」と言うたとえは他にも、「蝦蛄(しゃこ)で鯛を釣る」や「雑魚(ざこ)で鯛を釣る」などがあります。
どちらも、「海老で鯛を釣る」と同じような意味合いで使われます。