この記事では「気丈に振る舞う」について解説をします。
「気丈に振る舞う」とは?意味
気持ちをしっかりと保っているように見せた行動をする、という意味です。
「気丈」には、気持ちをしっかりと保つことという意味があります。
不安であったり、おびえていたりすることがなく、気持ちが安定している状態をいいます。
「振る舞う」は動作や行為をするという意味です。
「気丈に振る舞う」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、本当は気持ちが弱くなっているけれど、気持ちがしっかりとしているように見せかけた行動をすることを指して使用をします。
会話や文章では「気丈に振る舞う」という使い方はせず、「気丈に振る舞っていました」などの形にします。
「気丈」には、気持ちがしっかりとしていること、またそのさまという意味があります。
「気丈に振る舞う」という場合は、気持ちがしっかりとしているように見えるのですが、内面はそうではありません。
たとえば、企画を提案したとします。
この企画を通そうと頑張って考えたものです。
資料をしっかりと準備したので、企画は通るだろうと強く思っていました。
しかし、この企画は通りませんでした。
通るはずだと思っていたので非常に残念です。
何がダメだったのだろう、自分には能力がないのだろうかなど、非常に落ち込みました。
しかし、弱いところを見せたくありません。
この人は、内面では非常に落ち込んでいるのですが、そう見えないように振る舞いました。
このようなさまを指して使う言葉です。
「気丈に振る舞う」を使った例文
・『気丈に振る舞う姿に強さを感じました』
「気丈に振る舞う」の返答や返信例
誰が気丈に振る舞っているのか、どういった場面なのかによって、対応の仕方が変わります。
ある人が落ち込んでいるけれど、そう見えないように振る舞っているならば、そっとしておいてあげるとよいかもしれません。
その人は弱いところを見せたくないのでしょう。
弱い部分を指摘すると、傷ついてしまうかもしれません。
本当は落ち込んでいるのだなど打ち明けてくれたならば、話を聞いてあげるとよいかもしれません。
アドバイスをする必要はなく、ただ話を聞いてあげてください。
まとめ
この言葉は、本当は気持ちの面で弱っているけれど、そう見えないような行動をしているさまを指して使用をします。
会話や文章では「〜振る舞っていました」など形を変えてみてください。
