「欠乏」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「欠乏」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「欠乏」の対義語
「欠乏」【けつぼう】の対義語は「豊富」【ほうふ】です。
「欠乏」という言葉は、「物品や栄養素などが乏しくて足りない」を意味しています。
「欠乏」には「需要を満たすだけの数量がなくて不足している」といった意味のニュアンスがあります。
「欠乏」とは反対の意味を持っている対義語が「豊富」です。
「豊富」は「モノ・資源などが豊かにあるさま」を意味しています。
「豊富」は「十分すぎるほどにモノの数量があって豊かである状態」を示している「欠乏」の対義語なのです。
「欠乏」を連想する対義語(反対語)
「欠乏」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「過剰」【かじょう】
「過剰」という言葉は、「必要以上に有り余ること」を意味しています。
「過剰」には、「必要な数量をはるかに超えている」や「物事の程度が行き過ぎている」といった意味のニュアンスが備わっています。
「欠乏」は逆に「必要なだけの数量がなくて不足しているさま」を意味している言葉になります。
二つの言葉の意味の違いから、「過剰」は「欠乏」を思い起こさせやすいのです。
「充足」【じゅうそく】
「充足」というのは、「需要を十分に満たしていること」を意味している言葉です。
「充足」の言葉には、「十分に満ち足りていて不足していない」といった意味のニュアンスがあるのです。
それに対して、「欠乏」という言葉は、「十分な数量がなくて足りないこと」を示唆しています。
この対照的な意味から、「充足」は「欠乏」を連想させやすい反対語といえます。
「潤沢」【じゅんたく】
「潤沢」の言葉の意味は、「あり余るほど豊かにモノがあるさま」になります。
「潤沢」の意味のニュアンスというのは、「欠乏することがないほど豊富にモノがある」といったものです。
「欠乏」の言葉の意味は、「モノが数量的に乏しくて不足している」になります。
両者の意味が全く違うことから、「潤沢」は「欠乏」をイメージさせることが多い対義語として挙げられるのです。
まとめ
「欠乏」と反対の意味を持つ対義語は「豊富」になります。
この記事では「欠乏」と「豊富」の意味を解説して、「欠乏」を連想させる対義語(反対語)として「過剰・充足・潤沢」を紹介しました。
「欠乏」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてみてください。