「柔和」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「柔和」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「柔和」の対義語
「柔和」(にゅうわ)の対義語は「粗暴」(そぼう)です。
「柔和」という言葉は「性格・言動がものやわらかで穏和なさま」を意味しています。
「柔和」には「暴力的なところがなくて穏やかである」といったニュアンスがあります。
「柔和」とは反対の意味を持っている対義語に「粗暴」があります。
「粗暴」という対義語は、「荒っぽくて暴力的であるさま」を意味しています。
「粗暴」の言葉には、「丁寧ではなくて荒々しい・平和的ではなくて乱暴である」といった意味合いがあるのです。
「柔和」を連想する対義語(反対語)
「柔和」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「険悪」【けんあく】
「険悪」という言葉は、「雰囲気や表情などが拒絶的であるさま」を意味しています。
「険悪」には、「穏やかではなく他者に対して攻撃的である」のニュアンスが備わっています。
また「険悪」の意味として、「状況が悪くなって緊迫する」も挙げられます。
「険悪」は、「性質などがおだやかでやわらかい」を示す「柔和」の対義語になります。
「辛辣」【しんらつ】
「辛辣」というのは、「発言内容・批評が非常に辛口であるさま」を意味している言葉です。
「辛辣」の原義は「舌が痛くなるほど辛い」です。
その意味から「辛辣」には、「他者を評価する言葉が手厳しい」のニュアンスがあるのです。
「辛辣」は、「他者に否定的な言葉をいわない」のニュアンスがある「柔和」とは反対の意味を持つ反対語なのです。
「凶暴」【きょうぼう】
「凶暴」という言葉の意味は、「非常に暴力的で残酷なさま」になります。
「凶暴」には、「手がつけられないほどに粗暴である」といった意味のニュアンスが備わっています。
「柔和」は「ものやわらかで暴力的な要素がない」を示しています。
二つの言葉の意味の違いから、「凶暴」は「柔和」をイメージさせる対義語といえるのです。
まとめ
「柔和」と反対の意味を持つ対義語は「粗暴」になります。
この記事では「柔和」と「粗暴」の意味を解説して、「柔和」を連想させる対義語(反対語)として「険悪・辛辣・凶暴」を紹介しました。
「柔和」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。