「枯渇」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「枯渇」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「枯渇」の対義語
「枯渇」(こかつ)の対義語は「湧出」(ゆうしゅつ)です。
「枯渇」という言葉の元々の意味は、「水がかれ果てること」です。
その意味が転じて「枯渇」には、「物資がなくなる」の意味もあります。
「枯渇」は「モノを使い果たしてなくなる」のニュアンスを持っています。
「枯渇」と反対の意味を持つ対義語が「湧出」です。
「湧出」という言葉の意味は、「水や資源(液体の資源)が湧き出ること」になります。
「枯渇」を連想する対義語(反対語)
「枯渇」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「大量」【たいりょう】
「大量」という言葉の意味は、「モノの分量が非常に多いさま」になります。
「大量」というのは、「使い切れないほどたくさんあること」を示唆しているのです。
「枯渇」は、「モノを使い果たしてないさま・水がかれてないさま」を意味しています。
それぞれの意味の違いから、「大量」は「枯渇」をイメージさせる対義語といえます。
「潤沢」【じゅんたく】
「潤沢」というのは、「モノが使い切れないほど十分にあるさま」を意味している言葉です。
「潤沢」の言葉にあるニュアンスは、「物資が十分にあって豊かな状態であること」になります。
「枯渇」は「水および物資が尽きてしまったさま」を示しています。
この意味合いの違いから、「潤沢」は「枯渇」とは反対の意味を持っている反対語になります。
「豊富」【ほうふ】
「豊富」という言葉は、「モノや資源が十分にあって豊かな様子」を意味しています。
「豊富」の言葉には、「物質的に豊かで困らないさま」といった意味のニュアンスが備わっています。
「枯渇」には、「物資が尽きたり不足したりしていて豊かではない様子」の意味合いがあります。
それぞれの意味から、「豊富」は「枯渇」を連想する対義語の一つといえるのです。
まとめ
「枯渇」と反対の意味を持つ対義語は「湧出」になります。
この記事では「枯渇」と「湧出」の意味を解説して、「枯渇」を連想させる対義語(反対語)として「大量・潤沢・豊富」を紹介しました。
「枯渇」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。