「末端」という言葉の対義語を上げて詳しく説明していきます。
さらに「末端」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「末端」の対義語
「末端」(まったん)の対義語は「先端」(せんたん)です。
「末端」という言葉は、「物理的なモノの端っこ(一番後ろ)の部分」を意味しています。
「末端」には、「集団・組織の中心的部分から見た場合に、もっとも遠いところや人材」の意味もあります。
「先端」という「末端」の対義語は、「物理的なモノの先っぽ(一番前)の部分」を示唆しています。
「末端」を連想する対義語(反対語)
「末端」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「中枢」【ちゅうすう】
「中枢」という言葉は、「集団・組織の中核的な部分」を意味しています。
「中枢」というのは、「中心になっているもっとも大切な部分や組織」を示している言葉なのです。
「末端」は「中枢」とは逆に、「組織や物事の中心からもっとも遠い部分」を意味しているのです。
「中心」【ちゅうしん】
「中心」というのは、「物事や図形の末端ではない真ん中」を意味しています。
「中心」の言葉は、「一番重要な位置づけにある物事・組織・人材」といった「末端」とは反対の意味合いを持っているのです。
「中核」【ちゅうかく】
「中核」という言葉の意味は、「物事の核心で大事なところ」になります。
「中核」には、「組織および物事の中心に位置していて、もっとも重要な機能を果たしているところ」といった意味合いが備わっているのです。
「末端」は、「物事の中心から外れている端っこの部分」を示唆しているので、「中核」とは逆の意味を持っていることになります。
「幹部」【かんぶ】
「幹部」というのは、「会社・組織などにおいて末端の平社員ではない、中心(上層部)に近い職位および権限を持っている人物」を意味している言葉です。
「幹部」は、「集団組織の意志決定に関わる権限や高い地位を持っている人物」を示唆しています。
会社組織における「幹部」は「末端」の対義語(反対語)になっています。
まとめ
「末端」と反対の意味を持つ対義語は「先端」になります。
この記事では「末端」と「先端」の意味を解説して、「末端」を連想することになる対義語(反対語)に「中枢・中心・中核・幹部」があることを示しました。
「末端」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。