「未遂」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「未遂」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「未遂」の対義語
「未遂」(みすい)の対義語は「既遂」(きすい)です。
「未遂」という言葉は、「ある行動をやろうとしたがやりとげていないこと」を意味しています。
「未遂」は「まだ特定の行為および計画を最後までやり終えてはいない」といった意味のニュアンスを持っています。
「未遂」とは反対の意味を持っている対義語が「既遂」です。
「既遂」という言葉は、「ある行為や目的をすでにやり遂げたこと」を意味しています。
「既遂」の言葉には、「特定の行動をやり終えた」のニュアンスがあります。
「未遂」を連想する対義語(反対語)
「未遂」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「完遂」【かんすい】
「完遂」という言葉は、「計画していた物事を完全なかたちでやり終えること」を意味しています。
「完遂」には、「途中でやめることなく最後までやり遂げる」といった意味のニュアンスがあります。
「完遂」は、「やり遂げていない」を意味する「未遂」を連想させやすい反対語として考えることができます。
「達成」【たっせい】
「達成」というのは、「前もって設定した目標を成し遂げること」を意味している言葉です。
「達成」には、「未遂で終わらずに目標達成までやり遂げる」といった意味合いが備わっています。
「達成」は、「目標をまだ成し遂げていない」を示す「未遂」をイメージさせる対義語の一つといえるのです。
「貫徹」【かんてつ】
「貫徹」とは、「ある行動を最後まで貫き通すこと」を意味している言葉です。
「貫徹」のニュアンスとして、「途中で計画を投げ出さずに最後の段階までやり抜く」があります。
「未遂」という言葉は、「まだ成し遂げていない・やり抜いていない」の意味を持っています。
「貫徹」と「未遂」の正反対の意味合いから、「貫徹」は「未遂」をイメージしやすい対義語になっているのです。
まとめ
「未遂」と反対の意味を持つ対義語は「既遂」になります。
この記事では「未遂」と「既遂」の意味を解説して、「未遂」を連想させる対義語(反対語)として「完遂・達成・貫徹」を紹介しました。
「未遂」の対義語・反対語について詳しく調べたいときは、この記事を参考にしてください。