この記事では、「木で鼻をくくったよう」の意味を分かりやすく説明していきます。
「木で鼻をくくったよう」とは?意味
「木で鼻をくくったよう」は「木で鼻を括った様」とも書きます。
意味は「無愛想で冷淡にあしらう様子のこと」です。
相手に対して素っ気なく、冷たい態度で対応することです。
愛想が悪いだけではなく、人に対する配慮に欠けているという悪い意味で使われます。
「木で鼻をくくったよう」の概要
「木で鼻をくくったよう」の語源は、「木で鼻をこくる」が変化したものです。
「こくる」は「こする」というう意味で、昔はティッシュなどなく、鼻水が出た時に木にこすりつけていました。
木は硬いので鼻が擦れて不快な表情になることから、「嫌そうな顔で応対すること」という意味で「無愛想で冷淡にあしらうこと」のたとえとして使われています。
「木で鼻をくくったよう」の言葉の使い方や使われ方
「木で鼻をくくったよう」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『あの店のスタッフは木で鼻をくくったような態度だ』
・『コールセンターの女性に木で鼻をくくったような話し方をされる』
・『彼女は美人なのに木で鼻をくくったような態度をする』
まとめ
今回は「木で鼻をくくったよう」について紹介しました。
「木で鼻をくくったよう」は「無愛想で冷淡にあしらう様子」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。