本記事では、「晴れて」の言い換え語を解説します。
「晴れて」とは?どんな言葉
「晴れて」という言葉は、世間から正式に認められてもう誰にも遠慮する必要がないというニュアンスで使われており、「遠慮なく」あるいは「公式に」などという意味合いで使われる文言で、「無罪であることが晴れて証明されました」などという表現で用いられています。
ビジネスでも使える「晴れて」の言い換えのお勧め
ここでは「晴れて」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「率直(そっちょく)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「かざりけがなく正直である」さまや「ごまかしなどがなくあるがままである」様子などを表し、「率直に述べるならば新しいスタッフは使い物になりません」などという表現で使われています。
「人目をはばからず」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他人の目をまったく気にしない」さまや「遠慮したり差し控えたりすることがまったくない」様子などを表し、「人目をはばからずに言わせてもらうと、彼女の行いは契約に違反しています」などという表現で用いられています。
「存分(ぞんぶん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「可能な限り」あるいは「満足できるまで」などという意味合いで使われており、満ち足りていて何一つ不足のない状態を表し、「おかげさまで思う存分楽しく過ごすことができました」などという表現で使用されています。
「晴れて」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「晴れて」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「心置きなく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「心残りがまったくない」さまや「気がねない」様子などを表し、「明日は休みなので心置きなくお酒を飲むことができますね」などという表現で使われています。
「正味(しょうみ)のところ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ありのままに述べると」あるいは「正直なところは」などという意味合いの言葉で、「正味のところ彼女ほど美しい人には出会ったことがありません」などという表現で使われる文言になります。
まとめ
「晴れて」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。