「普遍」という言葉の対義語を取り上げて詳しく説明していきます。
さらに「普遍」を連想することになる対義語(反対語)について紹介します。
「普遍」の対義語
「普遍」(ふへん)の対義語は「特殊」(とくしゅ)です。
「普遍」という言葉は、「特定のものだけではなくあらゆるものに当てはまる」を意味しています。
「普遍」には、「対象とする物事全体の広い範囲に及ぶ」という別の意味もあります。
「普遍」とは反対の意味を持っている対義語が「特殊」です。
「特殊」という言葉は、「特定の限定された範囲のものだけに当てはまる」になります。
「特殊」には「一般的ではないそのものだけに当てはまる性質・特徴」の意味もあります。
「普遍」を連想する対義語(反対語)
「普遍」という言葉を連想することになる対義語・反対語には以下のようなものがあります。
「個物」【こぶつ】
「個物」という言葉は、「一般的な物ではなく個別的なものであること」を示唆しています。
「個物」には、「普遍的な特徴に当てはまるわけではない個々バラバラのもの」のニュアンスがあります。
「普遍」はそれとは反対に、「すべての物に当てはまる一般的特徴」の意味合いを持っています。
そのため、「個物」は「普遍」を想起させる反対語の一つなのです。
「例外」【れいがい】
「例外」というのは、「一般的な例やパターンに当てはまらないもの」を意味しています。
それに対して、「普遍」という言葉には「例外なく全ての対象に適用できる」といったニュアンスがあります。
その意味の違いから、「例外」は「普遍」とは正反対の意味合いを持っている対義語として認識することができます。
「ユニーク」
「ユニーク」とは、「そのものだけに当てはまる固有の特徴があるさま」を意味している英語です。
「ユニーク」には、「一般化することができないそのモノ独自の性質・傾向」といった意味合いが備わっています。
「普遍」は「そのものだけのユニークさではなくて、あらゆる物事に当てはまる一般性があること」を示唆しています。
二つの言葉の意味の違いから、「ユニーク」は「普遍」を連想させる反対語であるといえるのです。
まとめ
「普遍」と反対の意味を持つ対義語は「特殊」になります。
この記事では「普遍」と「特殊」の意味を解説して、「普遍」を連想させる対義語(反対語)として「個物・例外・ユニーク」を紹介しました。
「普遍」の対義語・反対語について詳しく知りたいときは、この記事を参考にしてください。