この記事では「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」について解説をします。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」とは?意味
普段からひいきにしてもらっていることへのお礼の言葉です。
「日頃」は普段という意味で、いつもと同じような変わらない日を指します。
ある程度の期間継続している場合をいうことが多いです。
「より」は動作や作用の起点を表す言葉で、〜からという意味です。
「ご愛顧」には、ひいきという意味があります。
「ご」をつけて、ひいきにしてくれる人に対して敬意を表しています。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「ありがとう」は感謝をしているさまを表します。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを伝えるときに、あいさつの言葉として使用をします。
伝えたい事柄があるとき、いきなり用件を伝えるのではなく、まずあいさつをします。
あいさつがあると礼儀正しい印象になります。
たとえば、ある飲食店がメニューを大幅に変えるとします。
いきなりメニューが変わると、普段から利用している人は驚くことでしょう。
そのため、メニューが変わる前に伝えておくことにしました。
その際に、まずあいさつとしてこの言葉を述べます。
そしてその後に、「お客さまに喜んでいただけるよう、○月○日からメニューが変わることになります」といった言葉を続けます。
締めくくりの言葉も大切です。
伝えた事柄を承知して欲しいときは、「ご理解のほどよろしくお願いいたします」などの言葉を述べます。
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」を使った例文
・『日頃よりご愛顧いただきありがとうございます。当店では○月○日から□を実施することとなりました』
「日頃よりご愛顧いただきありがとうございます」の返答や返信例
多くの人に向かって何かを伝えています。
伝えている企業や店が自分とかかわりのあるものなら、その内容を確認しておくとよいでしょう。
商品の価格が変わる、新店舗がオープンするなど、何か大切なことを伝えているかもしれません。
まとめ
この言葉は、伝えたい事柄があるときに、あいさつとして用いるものです。
いきなり用件を述べるのではなく、まずあいさつをして、その後に知って欲しい事柄を述べるようにしましょう。