「改めてご挨拶させていただければと存じます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「改めてご挨拶させていただければと存じます」とは?
これは、新しい機会を設けて挨拶したいと思う気持ちを言い表した言葉です。
「改めて」は「新しい機会を設けて」という意味を持ちます。
また、「ご挨拶させていただく」は「挨拶させてもらう」を謙譲表現にしたものです。
さらに、「いただければ」は、仮定を示す意味を持ちます。
ここでは「れば」を使うことで、仮定の意味を加えているのです。
なお、「存じます」は「思います」を謙譲語にしたものになっています。
これらのことから、「改めてご挨拶させていただければと存じます」が、新しい機会を設けて挨拶したいと思う気持ちを言い表した言葉であると分かるのです。
「改めてご挨拶させていただければと存じます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物を紹介されたとします。
そして、話を聞いてみると、その人物の会社とは、ビジネスにつながる可能性があることが分かったのです。
このような状況で、「また別の機会に、改めてご挨拶させていただければと存じます」と言うとよいでしょう。
これによって、新しい機会を設けて挨拶したい気持ちを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「ご挨拶させていただければ」の表現方法に注意するべきです。
これは「ご挨拶させていただけたら」に置き換えて使用できます。
同じ仮定表現でも、少し印象の違う表現にできるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「改めてご挨拶させていただければと存じます」を使った例文
ここでは例文をいくつか挙げています。
このように、前段に一言だけ付け加えると、少し印象の違う表現になるのです。
・『別の機会に、改めてご挨拶させていただければと存じます』
・『近々、改めてご挨拶させていただければと存じます』
・『近いうちに、改めてご挨拶させていただければと存じます』
「改めてご挨拶させていただければと存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「改めてご挨拶させていただければと存じます」の類似表現
これの類似表現として、「別の機会にご挨拶させていただければと存じます」が挙げられます。
「改めて」と「別の機会に」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「改めてご挨拶させていただければと存じます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「改めてご挨拶させていただければと思います」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、新しい機会を設けて挨拶したいと思う気持ちを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
