「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」とは?
これは、掲載したいと思って連絡したと伝える言葉です。
「掲載」は、雑誌やWebに情報を載せるような行為になります。
ここでは「掲載させていただく」という形で、謙譲表現にして使用しているのです。
なお、「させていただく」は、相手の了承を得た行為のような印象になります。
ここでは、そのような行為を望む気持ちを「たい」という言葉で言い表しているのです。
なお、「連絡いたしました」も謙譲語になっています。
これに丁寧語の「ます」を過去形にして組み合わせているのです。
これらのことから、この言葉が掲載したいと思って連絡したと伝えるものだと分かるのです。
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物に連絡したとします。
そして、相手のことを雑誌に載せたいと思っていることを伝えようと思ったのです。
このようなケースで、「あなたの情報を、雑誌に掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、掲載したいので連絡したと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「掲載させていただきたい」の表現方法に注意するべきです。
これは「掲載させてもらいたい」に変更できます。
また、「掲載いたしたい」や「掲載したい」にする事もできるのです。
他にも「載せたい」や「お載せしたい」が類似表現と言えます。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
敬語の使い方によって、それぞれ異なる印象の表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」を使った例文
例文からも分かるように、前段に加える言葉次第で、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『貴社のことを掲載させていただきたいと思い連絡いたしました』
・『新たな取り組みを掲載させていただきたいと思い連絡いたしました』
・『是非来月号に掲載させていただきたいと思い連絡いたしました』
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」の類似表現
たとえば、「載せさせていただきたいと思い連絡いたしました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「掲載させていただきたいと思い連絡いたしました」の敬語表現
これを別な敬語にした場合、「掲載させてもらいたいと思い連絡しました」と表現できます。
なお、この場合は謙譲語を使わずに言い換えているのです。
まとめ
このように、掲載したいと思って連絡したと伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使え言葉になっていますので、上手に活用するとよいでしょう。