ここでは「採用することとなりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「採用することとなりました」とは?
「採用することとなりました」は、人材に対して、または製品やアイデアといった対象を採用するという使い方になります。
「先日面接を行った結果、○○さんを採用することとなりました」のように用いると、その人を採用することになったと言っており、「コンペの結果、○○社の製品を採用することとなりました」と使えば、候補の中からその製品を選んで採用することにしたという意味になります。
アイデアについても、「いくつか出してもらった中から、そのアイデアを採用することとなりました」などとすればよく、とても丁寧な表現なので、使う場や相手を選んで用いられています。
「採用することとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「採用することとなりました」は、主に文章にて、先のように人や製品など、その対象を採用することにしたという使い方になる表現です。
よって、特に畏まった場などではなく、そこに居た何人かにアイデアを出してもらい、その中にいいものがあったのでそれを採用することにした、といった場合にも使えそうなものですが、そのような用い方には仰々しい表現のため、そういう場では「採用します」とだけ用いればいいでしょう。
それを丁寧にすると「採用いたします」となり、ニュアンスは多少異なるものの、これらも同様の意味で使われています。
「採用することとなりました」を使った例文
・『色々と考えましたが、こちらを採用することとなりました』
・『弊社として、○○社から出していただいたお見積りを採用することとなりました』
「採用することとなりました」の類語や言い替え
・『採用することにしました』
少し砕いた表現になりますが、こちらでも意味は変わらず、言い替え表現として使うことができます。
前述の「採用します」や「採用いたします」より丁寧で、「採用することとなりました」ではそうなり過ぎてしまうと思った場合に向いている表現です。
まとめ
「採用することとなりました」は、人材を、または製品やアイデアなどの対象を採用することに決めたという意味で用います。
少し仰々しい表現になるので、使われるのは会議の場や、目上の人に伝える時になる場合が多いです。
