「批判」と「誹謗中傷」の違いとは?分かりやすく解釈

「批判」と「誹謗中傷」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「批判」「誹謗中傷」の違いを分かりやすく説明していきます。

「批判」とは?

「批判」とは、ある物事をきちんと見定め、評価することです。

よって、それほど悪い意味にはならないはずの言葉ですが、実際には「悪く評価される」ことという意味合いで使われており、「批判を受ける」「批判された」などと用いられます。

本来の意味だと、見定めてもらう、もらったといった解釈になりますが、現実的には悪く評価される、されたといった意味になるので、そちらに注意してください。

「誹謗中傷」とは?

「誹謗中傷」は、「誹謗」「中傷」といった2つの言葉が組み合わさってできている言葉です。

「誹謗」とは、悪口を言うことで、「中傷」は、ありもしないことで言葉によって傷付けることの表現になります。

よって、この2つがくっ付いている「誹謗中傷」は、ありもないことも含めた悪口で傷付けるという解釈になり、これを受けるということになると、たまったものでもありません。

「批判」と「誹謗中傷」の違い

「批判」「誹謗中傷」の違いを、分かりやすく解説します。

「批判」は、先のように、実質的に悪く評価されることだと考えて構いません。

本来の意味で使うのであれば、類語になる「批評」とした方がいいでしょう。

こちらも同様に、見定めて評価するという意味になる言葉です。

「誹謗中傷」は、「誹謗や中傷」といったように離して使われても同じ意味になり、「誹謗」となる悪口と、「中傷」になるありもしない内容での「批判」(実際の使われ方です)が合わさった表現になります。

その為、ないことも含めて悪く言われるという「批判」と比較して、より悪く言われることだと解釈していいでしょう。

まとめ

「批判」「誹謗中傷」は、このように異なります。

実質的に、どちらも悪く評価することになり、特に「誹謗中傷」は、実際にはないことまで入っているという酷さになります。

タイトルとURLをコピーしました