この記事では、「手塩にかける」の意味を分かりやすく説明していきます。
「手塩にかける」とは?意味
「手塩にかける」は「てしおにかける」と読み、「自ら世話して大切に育てること」という意味を持つ慣用句です。
「手塩にかける」の概要
「手塩にかける」に使われてる言葉「手塩」とは、江戸時代に使われていた「手塩皿」の事です。
この時代の味付けはほとんど塩で行われ、食卓には塩を少量盛った皿が添えられていました。
当時の人たちはこの「手塩皿」に盛られた塩を、好みの量使用し料理の味を調節して食事していたのです。
この意味が「自らが世話する」という意味に転じて「手塩にかける」とは、「自ら世話して大切に育てること」という意味を持つ慣用句として使われるようになりました。
「手塩にかける」を使った例文(使用例)
「手塩にかける」を使った例文を挙げます。
・『彼は手塩にかけて育てられた逸材だ』
・『私が手塩にかけた弟子がようやく一人前となる』
・『私は息子を手塩にかけて育てる』
まとめ
「手塩にかける」とは、「自ら世話して大切に育てること」という意味を持つ慣用句です。
正しく意味を理解して適切に使用できるようにしましょう。