適切な文を知っていると、恥をかかずに済むもの。
「情報展開ありがとうございます」の正しい使い方を見ていきましょう。
「情報展開ありがとうございます」とは?
この場合の「情報」とは、先方が送ってくれたデータ、分析資料をいいます。
業務に役立つ表現を「情報」というので覚えておきましょう。
また「展開」は「広くひろげる、繰り広げる」という意味があります。
「ありがとうございます」はお礼の表現なので「めったに見られない資料をご送付いただき、ありがとうございます」というニュアンスが込められています。
「情報展開ありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事の進捗状況、トラブルの報告など、様々なシーンで先方が提供した情報に触れることがあるかもしれません。
社外の方からデータや資料をいただいたら、適切な言葉でお礼を述べていきましょう。
ただ「情報展開」という表現は理系に偏った言い方。
人によっては違和感を覚えることもあるので「情報をご提供いただき、ありがとうございます」など場に応じた言い回しに整えていきましょう。
「情報展開ありがとうございます」を使った例文
・『お忙しいところ、情報展開ありがとうございます』
・『貴重なご資料と情報展開、誠にありがとうございます』
「情報展開ありがとうございます」の類語や言い替え
よく似ている言い方に「情報共有ありがとうございます」があります。
大切な資料やデータを、こちらに回してくれた時のお礼文です。
「情報のご共有、恐れ入ります。
ありがとうございます」などアレンジして用いていきましょう。
このほか言い替えの表現に「貴重な資料をお送りいただき、誠にありがとうございます」や「大切な内容をご教示くださり、ありがとうございます」があります。
「早速業務に生かしてまいります」など言葉を添えて、明るく用いていきましょう。
まとめ
「情報展開ありがとうございます」を解説しました。
色々な言い回しを取り入れて、敬語の達人を目指していきましょう。
