「情に流される」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「情に流される」とは? 言葉の意味

この記事では、「情に流される」の意味を分かりやすく説明していきます。

気になる慣用句を学びましょう。

「情に流される」とは?意味

「情に流される」とは、同情しやすいこと。

気の毒な人を、放っておけないことです。

冷静な判断ができず、周囲の空気に流されてしまう動作をいいます。

「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される」の格言から生まれた表現です。

夏目漱石の本に載っている名言で、クール過ぎてもソフト過ぎても危ういことを述べています。

人付き合いの難しさをあらわす、ひと言です。

「情に流される」の言葉の使い方や使われ方

「情に流される」は他人を思いやるあまり、無防備に付け込まれる人を嘆く言い方です。

「流される」という表現にある通り、自分を持っていない人に使います。

同じような表現に「情にほだされる」もありますが、どちらもネガティブなシーンで用いられます。

「情に流される」の例文

「情に流される」を使った例文を挙げます。

・『頑固な父は、情に流されることがない』
・『情に流されてしまい、財産を失った』
・『気弱な彼女は、情に流されやすい性格だ』

まとめ

「情に流される」の意味をおさらいしました。

情に流されるとは、優柔不断で他人の思惑に流されやすい人をいいます。

芯がなくて、騙されやすいことです。

褒め言葉ではないので、使い方には気を付けておきましょう。

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