いつの世も、お別れは切ないもの。
センチメンタルな場を表現しているのが「悲しい別れ」という花言葉です。
別離をあらわしているので、卒園式や卒業式のお祝い、優しかったあの人の供花など、色々なシーンで活用できます。
お別れの時に悲しい気持ちになるのは、それだけその人とあなたが強い絆で結ばれていたということ。
別々の進路にすすむ旧友や、優しいあの人に「今までありがとう」の思いと一緒に届けてみましょう。
「悲しい別れ」の花言葉を持つ花
別れにまつわる、花を見ていきましょう。
「ハナニラ」
清涼感のある花を咲かせ、美しく花壇を彩ってくれます。
ハナニラと呼ばれるのは、野菜のニラと茎や匂いが似ているから。
球根から育つ植物で、星のような花を咲かせて庭を明るくしてくれます。
ホワイト、ブルー、ラベンダーと寒色系の色が多いので、旅立ちのシーンにもふさわしいです。
卒業が近づいた時に、記念に植えてみてください。
「ヒガンバナ」
秋の風物詩としておなじみの、別れにまつわる花です。
上から見ると大輪の花火が打ちあがっているように、芸術的な姿をしています。
天国の花という意味がある「曼珠沙華」と呼ばれることもあり清らかな力を授けてくれます。
情熱的な赤のほかに、珍しい白のヒガンバナもあるので、好みにあわせて取り入れてください。
「キンセンカ」
ガーデニングで人気のキンセンカ。
育てやすいので、学校の花壇にも植えられています。
ほうれん草のようにハリのある葉っぱがつき、とても生命力の高い花です。
最近では入浴剤やハーブティーの材料としても用いられているので、加工されたものを楽しんでみるのもおすすめです。
「悲しい別れ」の似た意味の花言葉を持つ花
同じようなニュアンスを持つのが、ワスレナグサ。
「いつまでも忘れない」という、強い思いが秘められています。
アジサイのような小花が咲く植物で、お別れのシーンに花を添えてくれます。
紫または白の花が咲くので、柔らかいベールを広げたような雰囲気を楽しめます。
育てやすい品種として知られているので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
またタンポポの綿毛には「別離」という、切ないフレーズが込められています。
風が吹くとたちまち四方に散らばる、フワフワの綿毛。
それぞれの目的地に向かって、旅立つシーンを連想させてくれるでしょう。
まとめ
「悲しい別れ」にまつわる花を見てきました。
それぞれの花を知って、お別れのシーンに活かしてください。