どのような解釈をするべきか、悩む日本語もあります。
「心意気を感じる」の正しい意味をチェックしていきましょう。
「心意気を感じる」とは?
この場合の「心意気」とは、曇りのない真っすぐな気持ちをいいます。
ピュアで穢れていなく、言葉通りに動くことをいいます。
また「感じる」は、五感でそう思えることを例えています。
その人のオーラや態度を見て、そうだと思う状況です。
そのため「心意気を感じる」で「誠実な態度だと思う」あるいは「嘘のない、真剣な行動だと思う」という解釈ができます。
人として信じられる行動を取っている人に対する、称賛のひと言といえるでしょう。
「心意気を感じる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
透けて見えないものの「あの人の言動は素敵だな」と思う瞬間があるものです。
「心意気を感じる」は相手の優れた点を目にして「あの人の態度は、本物だ」と思った時に使われています。
とある言動を切り取った時に、裏表のない人だと感じた気持ちを素直にあらわしたのが「心意気を感じる」といえるでしょう。
一方で本気でないと思えること、軽はずみで薄っぺらい態度には使わないので注意しておきましょう。
「心意気を感じる」を使った例文や文章
・『力強い筆さばきを見て、彼の書家としての心意気を感じました』
・『心意気を感じたのは、彼女が手書きの手紙をくれたからです』
「心意気を感じる」の類語や言い替え
似ている言い方に「肌で感じる」があります。
この場合の「肌」は自分の感覚の例えです。
そのため実体験として、感じ取ることを「肌で感じる」といいます。
単純に人から聞いた話ではなく、深く自分のハートで理解することを表現しています。
言い替えの表現に「魂を感じる」や「情熱を感じる」や「義理人情に厚い対応」や「誠実な対応」「思いやりのある言動」があります。
まとめ
「心意気を感じる」を解説しました。
気になる表現を正しく学んで、語彙力の向上に役立てていきましょう。