この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「後日改めてご報告させていただきます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「後日改めてご報告させていただきます」とは?
「後日改めてご報告させていただきます」のフレーズにおける「後日」は「後の日、別の日」を意味する言葉です。
次の「改めて」は「別の機会に」といった意味の表現です。
また、「ご報告」は「経過や結果を告げ知らせること」を意味する「報告」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
そして、最後の「させていただきます」は「させてもらう」の謙譲語に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって「後日改めてご報告させていただきます」のフレーズは「後の日の別の機会に経過や結果を告げ知らせる」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「後日改めてご報告させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「後日改めてご報告させていただきます」のフレーズは、目上の人から質問を受けたものの、即答できない際によく使われる表現です。
また、試験結果やアンケート結果など、実施後に何らかの作業を行わないと結果や結論を出せない場合にも、このフレーズが使われます。
ここで使われている「させていただく」は、相手の方の許可を得ていて、またその結果が本人にとってメリットがある場合に限り、使っても良い敬語表現とされており、このフレーズはそれに該当するので問題ない使い方と言えます。
「後日改めてご報告させていただきます」を使った例文
・『アンケート結果は集計の上、後日改めてご報告させていただきます』
・『一存では判断できかねますので、持ち帰り上司と相談の上、後日改めてご報告させていただきます』
「後日改めてご報告させていただきます」の類語や言い換え
「後日」の類語としては「別途」が挙げられるので、このフレーズは「別途改めてご報告させていただきます」と言い換えることができます。
また、「させていただく」との表現を換えて、「後日改めてご報告いたします」や「後日改めてご報告申し上げます」と言い換えることもできます。
まとめ
「後日改めてご報告させていただきます」のフレーズは「後の日の別の機会に経過や結果を告げ知らせる」との意味の丁寧な敬語表現です。
即答できない際によく使われるフレーズです。
