控えめに咲いている、秋の花もあるもの。
彼岸花にまつわる、幸せのジンクスを見ていきましょう。
「彼岸花」のスピリチュアルでの象徴や意味
赤または白の花びらが印象的な彼岸花。
秋のお彼岸にあわせたように一斉に咲くので「彼岸花」という名がつきました。
ちなみに彼岸花の「彼岸」とは、向こう岸のこと。
執着や依存という気持ちを手放した、尊い人だけが行ける場所が「彼岸」です。
またインドのパーラミターから生まれたという説も残っています。
パーラミターとは、仏の世界や悟りをあらわす貴重な言葉。
修行を終えた人だけが行ける場所なので、彼岸花はとても縁起がよくて温かい意味を持っています。
亡き人の無事を祈る花でもあるので、ぜひお仏壇やお墓に供えてあげてください。
「彼岸花」のスピリチュアルメッセージ
お墓参りの季節になると、墓地の近くに咲き始めるのが彼岸花です。
ミステリアスな雰囲気をしているので「不幸を招く花なのでは」と疑ってしまいますが、本来の意味は正反対。
生きている人の悩みを取り払ってくれ、あるべき方向に導いてくれる神聖な花です。
また亡き人が健やかに川をわたって、あの世にいくお手伝いをしてくれるので、祈りの花ともいわれています。
「曼殊沙華」という別名があるように、この世で暮らす人もあの世で暮らす人も、どちらもハッピーになれるご利益があります。
定番の赤と白に加えて、最近は黄色、ピンク、すみれ色の新色も出ています。
明るい色合いを楽しんでください。
「彼岸花」のスピリチュアル的な解釈
彼岸花のいいお知らせと、注意点を見ていきましょう。
「彼岸花」いい意味での解釈
彼岸花には「情熱」という力強い花言葉が混じっています。
思いもよらぬ所から芽を出して、わずか1週間ほどで花を咲かせることもあるので、短期集中型の力強い植物といえるでしょう。
勉強を頑張りたい、新しい仕事に今度こそ前向きに取り組みたいなど、大きな野望を抱いている時に用いてみましょう。
「彼岸花」悪い意味での解釈
野に咲いている彼岸花を摘み取り、家に持ち帰ると不吉なことが起きるというジンクスがあります。
葉や球根に毒があるため、昔はもぐら除けに用いられていたので、こうした言葉が生まれたようです。
持ち帰った家が火事になるという迷信もあるので、気になる方は野花を摘むのは控えておきましょう。
まとめ
彼岸花にまつわる、ジンクスをお伝えしました。
秋を楽しむための、幸せのヒントにしてください。