和室の床の間には、何かの掛け軸を飾っていますか?
風水では良い掛け軸を飾ることで、運気をあげられると言います。
床の間の掛け軸の効果、注意点などをまとめました。
「床の間に掛け軸」の風水での効果
古来より日本家屋にあった床の間は、神さまが宿る場所であり、家の繁栄にも関わる場所とされてきました。
床の間は凶の位置にも作られますが、太陽が昇る東や太陽が高まる南に向いているのが最も良い形です。
掛け軸とは部屋を彩る装飾品の一種ですが、風水では良い掛け軸によって、運気が高まることが知られています。
例えば霊獣の四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)は、風水では運気を上げ長寿や厄除けをもたらす、最高に良いモチーフです。
その他にも縁起が良い掛け軸ならば、積極的に飾ってみてください。
床の間には掛け軸と共に、月見団子やススキといった季節ごとの名物や、花を飾るのも運気向上におすすめです。
「床の間に掛け軸」の風水で気を付けるべきこと
和室の床の間に使う掛け軸の取り扱いには、十分に気を付けてください。
掛け軸の紙は湿気を吸いやすく、シミやカビが発生しやすい性質があります。
汚れた手で扱って悪い状態になれば、運気を下げてしまい良い効果が得られません。
また床の間は、常に綺麗にしておく必要があります。
汚れていたりカビがあっては、神さまの居場所として相応しくなく、不運を招くことになってしまうでしょう。
床の間の掃除は、入念にすることがおすすめです。
また床の間に上がることはタブーとされるので、掃除の時や子供を遊ばせる時には注意してください。
そして床の間に掛け軸と一緒に、人形やぬいぐるみを置くことは、運気を吸い取られるので良くないとも言います。
床の間を荷物置き場にすることも、運気を下げて不運を招く原因なので、気をつけてください。
まとめ
床の間という空間は、神さまが宿って繁栄に関わる場所なのでした。
そこに良い掛け軸を飾ることで、家と住む人の運気を上昇させることが叶います。
季節の名物や花を飾ることや、掃除をすることなどを重視して、床の間の掛け軸を使ってみてはどうでしょうか。