「幾重」という名前は何と読むのでしょうか。
この記事では、「幾重」の読み方について詳しく説明していきます。
「幾重」で使われる読み方は「いくえ」と「ちかしげ」と「きえ」
「幾重」で使われる読み方は「いくえ」と「ちかしげ」と「きえ」です。
「幾」には「幾何学」【きかがく】や「庶幾」【しょき】など「き」という音読みが、訓読みに「いく」があり、名乗り読みとして「おき」「ちか」「ちかし」「のり」「ふさ」などの読み方があります。
一方、「重」には「加重」【かじゅう】や「貴重」【きちょう】など「じゅう」「ちょう」という音読みのほか、訓読みで「え」「かさ(ねる)」などがあり、名乗り読みでは「あつ」「かず」「しげ」「ただ」「のぶ」などの読み方があります。
「幾重」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「幾重」で使われる読み方のうち、「いくえ」と「きえ」は女の子向けの読み方、「ちかしげ」は男の子向けの読み方です。
ただ、「幾重」という名前自体があまり存在しないため、際立って多い読み方というのはありませんが、しいて言えば「いくえ」が多いようです。
「幾重」の名前で連想されるイメージ
「幾」は「どれくらい」「どれほど」といったように数や量を尋ねたりするときに使う言葉で、特にこの字に意味付けはありませんが、「いく」の音で使われることが多いようです。
よって、名前から連想されるイメージは「重」の字のイメージが主となります。
「重」には「重い」「重ねる」などが本来の意味ですが、名づけにふさわしい意味としては「大切にする」「重々しい」「多い」などがイメージされます。
そんなイメージから、「人や物を大切にする人」「落ち着いていて厳かな人」が連想されます。
まとめ
この名前には、「数えきれないほどのさま」のイメージがあり、数多くの幸せに恵まれ、数多くの努力をし、数多くの人との縁などを大切にするようにとの願いが込められた名前です。