塩は邪気を吸着するため、風水では盛り塩として玄関などに置く事があります。
これが岩塩の場合、どこに置くと良いのでしょうか。
ここでは、「岩塩の置き場所」の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「岩塩の置き場所」の風水での効果
岩塩ではない塩は、海水塩つまり海水から直接作られたものです。
一方、岩塩も元は海水でしたが、地殻変動によって水が断たれ陸上で結晶化したものです。
従って、五行における土の気を持つものとなります。
盛り塩にした時、気の入り口である「玄関」、鬼が出入りする「北東」の鬼門、「南西」の裏鬼門、気が安定し難い「キッチン」など、通常の塩と同じような場所に合います。
土の方角は家の中央、北東、南西となるため、鬼門と裏鬼門に好適です。
岩塩の結晶を飾る場合も同じ考えで良いですが、邪気を吸着する能力はマイルドなため、即効性はありません。
「岩塩の置き場所」の風水で気を付けるべきこと
岩塩に含まれる土の気は、それほど大きくはありません。
邪気払いではなく、土の気を高める目的であれば、黄色いものを飾った方が良いでしょう。
また、邪気が多いからといって、大量の盛り塩を置いても意味はありません。
動線を邪魔する盛り塩は、部屋の気を乱すだけです。
それよりは、邪気を吸ったらこまめに交換する事の方が大切です。
また、調理用の岩塩も、開封後は邪気を吸い込む事になります。
気の通りの悪いキッチンに置く場合、大きなパッケージの岩塩は買わず、1ヶ月程度で使い切れるものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
岩塩は土の気を持つ塩です。
盛り塩などで置く時は、玄関、キッチン、北東の鬼門、南西の裏鬼門などに向きます。
土の方角と合わせると、鬼門、裏鬼門に好適です。
一方、岩塩の土の気はあまり多くはありません。
土の気を高める目的だけなら、黄色いものを飾った方が良いでしょう。
また、気の通りの悪いキッチンに、開封済みの岩塩を置くと、邪気を吸い込んでしまうため、1ヶ月程度で使い切れるパッケージにしましょう。