「山」と「峠」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「山」と「峠」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「山」「峠」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「山」とは?

周りよりも標高が高い、1番盛り上がりが強く出た場所を「山」【やま】といいます。

台地より比高が大きい場所を指しますが、「山」は平地から傾斜が始まる所より頂上までの全体的な起伏を指すのです。

世界では高地が標高600mあれば対象になり、急に雨が降ってくる、風が冷たくなるといった天候が平地より変わりやすい場所になります。

また霧が発生するため歩くのが困難になる場所です。

「峠」とは?

山の道を上がり、そこから下る所を「峠」【とうげ】といいます。

坂道の先は上がれず、後は下りるだけの山道を指すのです。

一般的に、かなり標高が高い場所であるため酸素は少なく、辺りは民家もほとんどないひっそりと静かな場所になります。

このような意味から、病気の人が死にそうであったときそこから生還して、「峠を越した」という言い方をするのです。

「山」と「峠」の違い

ここでは「山」「峠」の違いを、分かりやすく解説します。

夏でも気温が低く、霧が出やすいほど平地より標高が高い起伏部分を「山」と呼びます。

この起伏部分が400m以上あれば日本では「山」の定義として認められているのです。

もう一方の「峠」は山の1番高い場所で、山を上り下りするちょうど下がる坂道を指します。

ここから「峠を越すからには心してかかれ」と、いかに坂道がきつい難所であるか表せるのです。

「山」の例文

・『草が茂り、実をつけた木がなる神聖な場所を山と呼ぶ』
・『傾斜のきつい山は、なだれに襲われる危険性がある』

「峠」の例文

・『住宅街にも探せば峠と呼ぶ場所がいくつかある』
・『峠は切り立つ崖があり、絶景好きの心をくすぐる』

まとめ

「山」に関連する漢字を使っていますが、片方は「上下」が使われています。

この点に注目すれば、またどのような場所を指すか具体的に理解できるようになるでしょう。

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