前向きな表現を知っていると「感じがいい人」と好印象を抱いてもらえます。
「少しでもお役に立てれば幸いです」の使い方を見ていきましょう。
「少しでもお役に立てれば幸いです」とは?
この場合の「少しでも」は「わずかでも」という、程度の少なさをあらわす言い方です。
自分のことを謙遜して伝える表現で「大きな力ではありませんが」と控えめにお伝えしたい時に用いられています。
また「お役に立てれば幸いです」は「あなたの役に立てるのなら、こんなに嬉しいことはありません」という解釈ができます。
お礼の言葉の、返答文といえるでしょう。
「少しでもお役に立てれば幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
参考資料を送ったところ、相手にとても喜んでもらえた。
このような経験をすると、どのような言葉で返した方がいいのか悩むものです。
「それは良かったです」でも良いのですが、少し大人の表現を取り入れたいのなら、こちらの言い方を。
「少しでもお役に立てれば幸いです」だと偉ぶりすぎない、ちょうどいい感覚で返事できるでしょう。
その他の言い回しも学んで、職場になじむ人を目指していきましょう。
「少しでもお役に立てれば幸いです」を使った例文
・『とんでもございません。少しでもお役に立てれば幸いです』
・『光栄です。少しでもお役に立てれば幸いです』
「少しでもお役に立てれば幸いです」の類語や言い替え
似ている表現に「少しでもお力になれるよう、頑張ります」があります。
「少しでもお力になれるよう」は「少しでもお役に立てれば」と同じ方向の言葉です。
後ろに「励んでまいります」など志高い表現を加えて用いていきましょう。
言い替えの表現に「微力ながらお役に立てるよう、邁進いたします」や「また何かございましたら、よろしくお願いいたします」があります。
まとめ
「少しでもお役に立てれば幸いです」を解説しました。
気の利くビジネス敬語を学んで、日常業務に活かしていきましょう。