「寡夫」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「寡夫」の読み方とは? 読み方

この記事では、「寡夫」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「寡夫」の正しい読み方は「かふ」

「寡夫」の正しい読み方は「かふ」です。

これは「寡」の音読み「カ」「夫」の音読み「フ」を組み合わせた読み方になります。

「寡夫」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「寡夫」で間違えやすいのは漢字の「寡」の読み方です。

「寡」は日常的にあまり目にする漢字ではないため、読み方が難しいと感じる人も多いでしょう。

読み方を知らなければ、「寡」と感じの形が似ている「募(ぼ)」と混同して「寡夫」「ぼふ」と読んでしまう可能性があります。

「寡夫」について説明

「寡夫」とは、配偶者を失い独り身になった男性のことです。

また、法律上では妻と離別か死別をした夫のうち特定の条件に当てはまる男性を指します。

配偶者と離別か死別をした後に他の女性と再婚している男性は「寡夫」とはいいません。

漢字の「寡」は少ないこと、「やもめ(夫のいない女性)」「やもお(妻のいない男性)」を意味しており、妻を持つ男性を意味する「夫」と組み合わせた「寡夫」は、一時は妻を持っていたが現在は妻を失って独り身になっている男性を表しています。

また、夫を失って独り身になった女性は「寡婦(かふ)」と呼ばれます。

ちなみに、法律上では、以前は特定の条件に当てはまる「寡夫」が控除の対象になっていました。

2000年4月からは、同一生計の子を持つひとり親の男性が条件を満たすことにより「ひとり親控除」が受けられる制度に変更されています。

まとめ

「寡夫」の正しい読み方は「かふ」です。

「寡」はあまりなじみのない漢字ですが、税法上の手続きでは目にする言葉です。

「寡」「募(ボ)」と間違えないようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました