「寄り道」と「道草」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「寄り道」と「道草」の違いとは? 言葉の違い【2語】

この記事では、「寄り道」「道草」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「寄り道」とは?

目的を達成するために行く場所へ向う途中で店に寄ったり、食べるといった行動して時間を過ごすことを「寄り道」【よりみち】といいます。

本来であれば、行かなくてもいい場所にふらりと立ち寄る行為を指すためあまりいい行動とは言えません。

使い方としては、「塾の帰りに古着屋に寄り道した」というように、ふと目に入ったので寄ったという意味で使われています。

「道草」とは?

時間通りに行かなくてはいけないのに、いらぬことをするために道をそれたという意味がある言葉を「道草」【みちくさ】といいます。

使い方としては、「塾へ行く前に古本屋で道草した」というように、好奇心をそそられる場所につい行ってしまう動きを指すわけです。

元々は歩いていた馬が道端に生えている草を食べてしまったことで約束の時間に行けなかった行為からきています。

このように、あまり行きたくない場所へ少しでも時間をかけて行くために行なう無駄な行動を指すのです。

「寄り道」と「道草」の違い

「寄り道」「道草」の違いを、分かりやすく解説します。

本来行くべき所とはまったく違う場所へ寄って、一時的に過ごすことを「寄り道」といいます。

それだけ誘惑される店があったり、人がいるため寄ってしまうのです。

「面白そうな店があったので寄り道した」と魅力的な物や魅惑的な場所につられて立ち寄ってしまいます。

もう一方の「道草」は目的地に行く前に少しでも遠回りして時間を潰そうとするため、行かなくてもいい場所に寄って時間を潰す行為を指すわけです。

「寄り道」の例文

・『学校の帰り、駄菓子屋に寄り道してお菓子を食べた』
・『子供が寄り道して遅くに帰るのは誘拐の危険性がある』

「道草」の例文

・『部活の帰りに商店街で道草を食い、帰宅時間が遅くなった』
・『学校が終わってから道草せず、真っ直ぐに帰宅した』

まとめ

「道」を使っている言葉ではありますが、また使い方に違いがあります。

どのような状況でどちらを使うかを考えて、使いこなしてみましょう。

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