「完成したとのこと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「完成したとのこと」とは? ビジネス用語

日々の業務をこなしていると、聞き馴染みの薄い言葉が登場することも。

「完成したとのこと」の使い方を見ていきましょう。

「完成したとのこと」とは?

「完成」とは、仕上がったことを意味しています。

「とのこと」は人から聞いた内容をあらわすフレーズです。

人づてにその内容を聞いたことを示しています。

「完成したとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

出来上がったことを表現するフレーズです。

おもに会話文で用いられていて「新社屋が完成したとのこと、おめでとうございます」と明るいニュースを話す際も引用されています。

ビルや建造物の完成など、新しい話題が生まれた際に用いてみましょう。

一方でこちらの表現は、直近のビジネスには向かない言い方です。

「企画書が完成したとのことですが」と切り出すと、どこか他人事に思えてしまいます。

一方で敬語としての重みがないので「完成したと伺いましたが」と時と場に応じて、内容を変えていきましょう。

相手に対するリスペクトの気持ちがあれば、色々な会話がスムーズに進みます。

「完成したとのこと」を使った例文

・『駅前に大型ビルが完成したとのこと。もう行かれましたか』
・『ついに完成したと伺いました。おめでとうございます』

「完成したとのこと」の類語や言い替え

こちらのフレーズの類語に「完成したそうですが」も挙げられます。

「〜そうですが」は推測の言い方で、第三者から聞いている情報を確かめる際に用いられています。

また「完成したとのこと」の言い替えの表現として「完成したとお聞きしました」「完成したと伺いました」が挙げられます。

「お聞きする」「伺う」も話し手を高める敬語です。

「完成したとのこと」よりも丁寧な言い方になっているので、落ちついた物言いに聞こえるでしょう。

「3年ぶりに、新モデルが完成したと伺いました」「5年ぶりに新作が完成したとお聞きしました。

売れゆきも好調でしょうか」
と用いてみましょう。

まとめ

「完成したとのこと」について見てきました。

丁寧な言い方ですが「お聞きする」「伺う」の表現を入れると、さらに適切な言い方になります。

敬語の達人を目指してみましょう。

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