「安易」という言葉は「簡単なこと」「たやすいこと」「難しいことをしなくてもすぐにできること」という意味があります。
この言葉を使う上で対義語や反対語は覚えておくと役に立ちますので、ここから説明することをぜひ参考にしてみてください。
「安易」の対義語
「安易」の対義語は「至難」です。
「至難」とは「この上なく難しいこと」「極めて困難なこと」「思い通りに実現することができないこと」などという意味があり、「簡単なこと」という意味の「安易」に対して全く反対の意味がある言葉だと言えます。
「安易」を連想する対義語(反対語)
「安易」という言葉の対義語は「至難」であり、その言葉を連想させる反対語には「慎重」「困難」「難解」などがあります。
この3つの言葉は「難しいこと」という意味で共通しており、ここからは反対語の意味や使い方を簡単に紹介します。
「慎重」
「慎重」とは「軽々しく行動しないこと」「軽率な発言をしない」「簡単に断定しないこと」などの意味があります。
例文を挙げると「彼女はいつも慎重に行動している」「慎重な性格を活かして丁寧な仕事を行っています」「彼の長所は慎重に行動できるところです」といった言い回しがあり、さまざまな場面で用いることが可能です。
「困難」
「困難」とは「非常に難しいこと」「簡単に達成できないこと」「苦しみ悩むほど難しいこと」などの意味があります。
具体的に使い方を説明すると「わが社の経営は極めて困難な状況にあります」「この作業はとても困難なことだと言えます」「困難を乗り越えて目標を達成しました」という使い方があるので覚えておきましょう。
「難解」
「難解」とは「難しいこと」「分かりにくいこと」「苦労すること」などの意味があります。
「難解」の例文には「テストで出題された問題はとても難解だった」「この文章は難解で理解しがたい」「購入した問題集は難解すぎて苦労した」などがありますので、「安易」の反対語の1つとして覚えておきましょう。
まとめ
ここでは「安易」という言葉の対義語やその意味、それ以外の連想される反対語などについて簡単に説明してきました。
「安易」「至難」ともに使われることの多い言葉なので、説明した意味や対義語、反対語などを参考に会話や文章に使っていきましょう。
